捕る動作が鍵!ボールキャッチでテニスのボレーの基本を身につける
こんにちは、トモヒトです。
今回は、テニスのボレーの基本を身につけるボールキャッチをご紹介します。
ボレーの基本は「ボールの軌道上にラケットをセットする」ことです。
これを、ボールキャッチを通して身につけていきます。
ボレーにつながる!ボールキャッチ
それでは、テニスのボレーにつながるボールキャッチをいくつかご紹介します。
ほとんどのメニューがテニスボールがあればできるものです。
普段のテニスの練習に取り入れてみてください。
基本のボールキャッチ
- 2~3mくらい離れて向かい合って立ちます。
- 一方が下からゆっくりと投げたボールを、肩の高さでキャッチします。
このとき指が上向きの形でキャッチします。 - これを繰り返します。
これを右手・左手両方で行います。
利き手側のボールキャッチはフォアボレーに、非利き手側のボールキャッチはバックボレーにつながります。
2個のボールを使ってボールキャッチ
- 2~3mくらい離れて向かい合って立ちます。
- お互いに1個ずつボールを持ち、同時に下からゆっくりと投げます。
- 指が上に向く形で、飛んできたボールをキャッチします。
- これを繰り返します。
これは、投げると同時にキャッチの準備を始めることになるため、難易度が高くなります。
ボレーは時間的余裕がないため、素早い準備を身につける意味でも、これを行うのはよいと思います。
ランダムに投げてボールキャッチ
- 2~3mくらい離れて向かい合って立ちます。
- 一方がボールを下からゆっくりと投げます。
このとき、投げる位置や高さはランダムにします。 - もう一方は、相手が投げたボールに合わせてキャッチします。
- これを繰り返します。
このボールキャッチでは、ボールの位置に動いたり、ボールの高さに合わせて手の位置や体勢を変えることが要求されます。
この動きが、左右に動いてのボレーや、ローボレー・ハイボレーにつながります。
コーンでボールキャッチ
- 2~3mくらい離れて向かい合って立ちます。
ボールを受ける側は右手にコーンを持ちます。 - 一方がボールを下からゆっくりと投げます。
- 飛んできたボールをコーンでキャッチします。
- 左手でコーンを持って行います。
このボールキャッチでは、コーンという道具が出てきます。
テニスのボレーは、ラケットを使って打つため、道具を扱う能力も必要です。
コーンをラケットと同じくらいの長さの虫取り網に変えると、よりボレーに近くなります。
最後に
今回は、テニスのボレーの基本を身につけるボールキャッチをご紹介しました。
ボレーの練習前に、テニスボールを使って取り入れると効果的です。
ボールキャッチを行うことで、ボレーの土台になるコーディネーション能力を高められます。
「簡単だから」とおろそかにせず、しっかりと取り組めば効果があります。
最後に、今回の記事の参考資料をご紹介します。
- 神谷勝則:基本が身につく テニス練習メニュー200(2011)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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