ポイントは”試合で使えるか”!テニスの技術・スキルトレーニング
こんにちは、トモヒトです。
今回は、テニスの技術・スキルトレーニングについて見ていきます。
ポイントは、「試合で使えるか」
試合を想定した技術・スキルトレーニングに必要な考え方をご紹介します。
技術・スキル向上の基本的な考え方
「テニスにおいて、技術・スキルはポイントを取るための手段である」と別の記事で取り上げたことがあります。
ポイントを取るための手段ということは、試合で使えなければ適切な技術・スキルではないといえます。
試合で使える技術・スキルを習得するには、練習段階から試合を意識するとよいです。
試合で使える技術・スキルを身につけるために、次の式を意識する必要があります。
コーディネーション能力×ラリー経験=技術・スキルの質
この式から、次のような流れで練習をするとよいです。
- コーディネーショントレーニングで技術・スキルの土台をつくる
- 技術要素の高いラリーでテニスの技術・スキルを向上させる
試合で使える技術・スキルのトレーニング
1の「コーディネーショントレーニング」は、以下の記事で詳しく述べました。
今回は、2の「技術要素の高いラリー」について見ていきます。
球出し練習ではなくラリーを選択する理由は、「試合に近い状況で練習するため」です。
実際の試合で、球出しのような打ちやすいボールが返ってくることはほとんどありません。
ベースは、相手との打ち合い(ラリー)です。
ラリーを通して、試合で使える技術・スキルを磨いていくことが大切です。
技術要素の高いラリーでは、ボールコントロール力の向上がメインとなります。
コーディネーショントレーニングで身につけた身体の使い方やラケット・ボールの操作能力を土台に、自分のイメージしたボールをラリーの中で表現できるようにするのが目的です。
ボールコントロールを意識するために、ターゲットゾーンや条件(球種、高さなど)を設定し、ラリーの狙いを明確にします。
最後に
今回は、テニスの技術・スキルトレーニングについてご紹介しました。
今回の記事をまとめておきます。
- 技術・スキルの練習では「試合で使えるか」を意識する
- コーディネーショントレーニングと技術要素の高いラリーで技術・スキルを磨く
- 技術要素の高いラリーではボールコントロールを意識する
最後までお読みいただきありがとうございました。
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