『テニスはキャッチボールでうまくなる!』

2020/08/01
 
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小学校時代に硬式テニスを始め、大学ではスポーツ科学について学びました。 戦術的なテニスプレーヤーを育成して、おもしろいテニスをするプレーヤーを増やし、日本テニス界の更なる発展に少しでも貢献できればと考えています。

こんにちは、トモヒトです。

今回は、私の指導方針のもとになっている本をご紹介します。

それは、「テニスはキャッチボールでうまくなる!」です。

この本では、世界トップレベルで常識となっている指導方法を紹介し、それを一般レベルに落とし込んだトレーニング法を紹介しています。

この本のキーワードとして、「コーディネーション」と「型にとらわれない指導」が紹介されています。

そこで今回は、この2つのキーワードを中心に内容をまとめ、それをもとに私の意見を書いていきます。

コーディネーション

まずは、第1のキーワード「コーディネーション」から触れていきます。

コーディネーション・・・五感から得た情報を処理し、身体を素早く正確に動かす能力

現代のテニスではラリースピードが上がっているため、より高度なコーディネーション能力が要求されている

コーディネーショントレーニングによってテニスに必要な身体の機能を高めていくことが、質の高いテニスをしていくためには必要

例)ストローク→「バランス」「リズム」「タイミング」のようなコーディネーション能力が要求される

キャッチボールには、テニスに求められるコーディネーション能力が多く含まれている→キャッチボールがテニスの練習になる

コーディネーション能力の重要性については、近年注目されています。

コーディネーション能力が技術の土台となることは、以前の記事でも書きました。

現代のテニスでは、ラケットの進化やフィジカルの向上によりラリースピードが上がっています。

そのため、より速く正確なラケット操作が求められ、高度なコーディネーション能力が要求されます。

世界トップレベルでコーディネーション能力の重要性が高まっている以上、日本人選手も幼少期からコーディネーショントレーニングに取り組んでいくことが必要だと思います(小学生でも遊び感覚でコーディネーショントレーニングに取り組むことができます)。

さらにいえば、世界トップレベル以上のコーディネーション能力を身につけることが、日本人選手が世界に対抗する方法の一つではないかと思います。

例えば、日本人選手が外国人選手に対抗する方法としてよく挙げられる「ライジング主体のテンポの早いテニス」は、かなり高度なコーディネーション能力によって成立するプレースタイルだといえます。

また、より高度な戦術を実行するためのボールコントロールには、より高度なコーディネーション能力が必要です。

外国人のパワーテニスに対抗するには、より質の高い戦術的なプレーやテンポの早いプレーを目指して、コーディネーション能力を磨くのがよいのではないかと思います。




 

型にとらわれない指導

次は、第2のキーワード「型にとらわれない指導」について触れていきます。

型にとらわれない指導によって「発想力」「ゲーム力(ゲームを作る力)」が伸ばされる

身体の機能面からテニスを捉えることが必要

「ラリーを長く続ける」「試合に勝つ」という目的の達成のためにどうすればいいかを考える

→自然と適したグリップ、フォームが身につく

ボールとラケット面との関係を意識する(インパクトの正確さはボールコントロールに重要な要素)

→打ちたい方向にラケット面を向けることを重視(最初は「当てるだけ」にする)

この本では身体の機能面を重視することで、理にかなったフォームが自然に身につくと述べられていました。

コーディネーショントレーニングによって身体の使い方を向上させ、フォームに関してはラリーを通して自然と出てくるものを大切にするのがよいといえます。

また、インパクトの重要性を述べており、ボールコントロールの精度はインパクトの安定性によるといえます。

「試合に勝つ」「ラリーを続ける」という目的を考えれば、目的の達成に必要なのは「美しいフォーム」ではなく「狙ったところにボールをコントロールできるインパクト面の安定性」だといえます。

 

最後に

今回は、「テニスはキャッチボールでうまくなる!」という本をご紹介しました。

今回のポイントとしては、次の2点です。

コーディネーショントレーニングは初期の段階から積極的に取り組む

②フォームよりも「身体の機能」や「インパクトの正確さ」に意識を向ける

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ご意見ご感想ありましたら、ぜひコメントお願いします。

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小学校時代に硬式テニスを始め、大学ではスポーツ科学について学びました。 戦術的なテニスプレーヤーを育成して、おもしろいテニスをするプレーヤーを増やし、日本テニス界の更なる発展に少しでも貢献できればと考えています。

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